奈良市内中央部を南北に貫く一級河川、佐保川一帯には、法蓮町に始まり大和郡山市との境界近くまで約5キロに渡って桜並木が続く。その総数は1,000本にもなり毎年春には文字通り桜のトンネルが出現。多くの花見客で賑わう。
また、江戸時代、奈良の名奉行であった川路聖謨(かわじとしあきら)が、植樹した際の名残であると言われる、推定樹齢160年以上の“川路桜”がJR関西本線(大和路線)と交差する踏切付近に数本残っている。

アクセスに便利な新大宮駅付近からゆっくり歩いてみたり、河川敷が整備されている奈良県立図書情報館周辺で川に降りて桜を眺めたり、近鉄奈良駅に近い川路桜まで歩いたり…様々な楽しみかたができる。