京都府木津川市は24日、市運営の加茂プラネタリウム館(同市加茂町)を本年度末で廃止する方針を明らかにした。「ふるさと創生事業」交付金で1993年に開館した山城地域初のプラネタリウムだったが、利用者減が続き、事業を引き継ぐ民間事業者も見つからなかったという。市議会12月定例会に提案する。同館は、旧加茂町が「ふるさと創生事業」交付金の使途を町民に募り、建設した。しかし来館者は初年度の9683人がピークで、近年は、投影した星空の下で寝る「プラ寝たリウム」や科学教室なども行ったが、昨年度は3872人に落ち込んだ。毎年約800万円の赤字を計上、老朽化した投影機などの改修費も約5千万円かかるという。市は昨年度策定の「公共施設等総合管理計画」で負担軽減のため30年間で総面積28%削減が必要としており、廃止対象に同館を検討。プラネタリウムは同市梅美台の「きっづ光科学館ふぉとん」でも行われ、学校教育でも代替可能と判断、廃止方針を決めた。<京都新聞より>


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残念なニュースが入ってきました。私の地元は、このプラネタリウム館の近くで数々の思い出が・・・この建物、バブル期に国が実施した"ふるさと創生一億円事業"の一億円を元に建てられた建物。当時、全国の市町村に一億円が交付され、その予算を各自治体が地域活性促進のために(各自治体が自由に)投資するといった内容だったと記憶しています。連日テレビのニュースでは、その一億円の使い道が報道されていました。「一億円分の金塊を買って市役所に飾る」町や、「巨大な自由の女神を作って町のシンボルにする」町等々・・・上品な使い方には見えない(関係者の方ごめんなさい🙇)報道が多い中、我が町は"プラネタリウム"(一億円の使い道についての住民投票もあったと思います)当時学生だった私は「有意義な一億円の使い方だ」と、自分が住む町の選択に少し胸が張れた気がしたことを覚えています。プラネタリウムなんて、全く身近なものではなかったので開館早々に行った記憶もあります。学生時代、大人になってから、結婚して子供が産まれてからは子供と・・・何度となく訪れた場所なので本当に無くなる事になれば寂しいなぁとりあえず、来週あたり1回行ってみますか