寄附金の使途を明確にするガバメントクラウドファンディングで、「鉄道の町」としての王寺町の魅力を発信するため、シンボルのSLをライトアップおよび装飾するための資金調達プロジェクトを開始

奈良県王寺町と自治体契約数等で日本最大のふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』(https://www.furusato-tax.jp/)を企画・運営する、株式会社トラストバンクは、11月1日から、ふるさと納税の制度を活用した、使途を明確にして資金調達をする「ガバメントクラウドファンディング」を開始しました。調達した資金は、「鉄道の町」としての王寺町の魅力を発信するため、同町のシンボルであるSLをライトアップおよび装飾するために使われます。
本事業は、「ふるさとチョイス」のサイト上で寄附金を集めます。目標金額は200万円に設定され、期間は2017年11月1日~2018年1月31日の92日間です(注)。

奈良県王寺町は、明治時代に県内で初めて鉄道が開通した町として知られ、王寺駅の周辺には鉄道の町を象徴する鉄道遺産が点在しています。特に、王寺駅近くの舟戸児童公園には、この辺りを実際に走っていたSLが保存されています。

本プロジェクトでは、王寺町のシンボルであるこのSLをライトアップし、装飾することで新たな観光資源とするとともに「鉄道の町」としての町の魅力を発信します。またお礼の品には、1万円以上の寄附で特製キーホルダーを用意します。
 
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今年4月、総務省よりお礼の品に関する通達が出されたことで、寄附金の使い道に対する関心が高まり、自治体には、ふるさと納税の趣旨や目的に沿った制度運用が求められています。これにより、ふるさと納税の市場は、「モノ」から「コト」(「お礼の品」から「寄附金の使い道」)にシフトしていくと予測されています。

当社は、自治体が寄附金を集めるために、寄附金の使途を明確にすることが重要であると考えており、それに伴い、ふるさと納税の制度を活用したクラウドファンディング「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」によるプロジェクトの立ち上げが一般化されることが想定され、寄附者にとって寄附金の使途から応援したい自治体を選べる機会が増えると期待しています。

トラストバンクは今後も、本事業を通じて、ふるさと納税制度の趣旨や目的に沿った制度運用に注力するとともに、自治体が抱える課題や取り組みを積極的に支援することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


□■ 新事業の概要 ■□
◆プロジェクト名: 「鉄道の町」王寺町のシンボル SLライトアッププロジェクト!
◆サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
◆募集額: 200万円
◆期間: 2017年11月1日~2018年1月31日(92日間)
◆使い道(予定):「鉄道の町」としての王寺町の魅力を発信するため、同町のシンボルであるSLをライトアップおよび装飾費用
◆プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/219
(注)募集期間は、延長の場合がございます。