●奈良市では、官民連携による公園の持続的な維持管理等をめざすモデル事業として、6月16日(日曜日)社会実験イベント「まちの食卓」を再び開催します。
●現在奈良市には570箇所の公園があり、その整備・維持管理費として年間約2億3800万円を計上している。
●当事業は、奈良市の若手職員と地域の若手民間有識者が連携したプロジェクトチームが担当。
●今回は遊具に代わり、子ども連れの家族のコミュニケーションツールとして、自由にお絵かきできる黒板(4枚)を設置。また、近隣店舗による飲食ブースのほか、市内で営業するキッチンカーも出店を予定し、食の提供を拡充。
奈良市では、民間ノウハウを活用した持続的な公園の維持管理・運営体制の構築をめざすモデル事業として6月16日(日曜日)に社会実験イベント「まちの食卓」を再び開催します。
(※前回は4月14日(日曜日)に開催、6月15日(土曜日)の予定でしたが、雨天の可能性が非常に高いため延期となりました。)
今回のイベントの概要は下記のとおりです。
1 日時
令和元年6月16日(日曜日)
(※本来6月15日(土曜日)に開催予定でしたが、雨天の可能性が非常に高いため翌日に延期となりました。)
午前11時~午後5時(入場無料・申込不要)
2 場所
芝辻町四丁目緑地(奈良市芝辻町四丁目14番地)
※近鉄新大宮駅から徒歩約5分
3 主催
奈良市
4 コンセプト
まちを大きな家に見立てると、そこに住む人はみんな家族。
1つ1つの家は、プライベートを守る部屋。
道路や線路は、部屋と部屋をつなぐ廊下。
そして、公園は家族の集うリビングやダイニングと見立てることにより、家族が食事や談話をする場所やくつろげる空間を創出します。
普段は知らない方同士でも、同じ食卓で語らうことにより、コミュニケーションを創出し、一緒に地域における公園の活用方法や新しい使い方等を考えます。
5 イベント内容、各エリアについて
◇ダイニングエリア
公園の真ん中に約18mの「大きな食卓」が出現。「まちの人々=家族」として、持ち寄ったお食事を楽しみながらお話しするスペース。(※日除けテント設置予定)
マジックの実演やさまざまなジャンルの音楽演奏(公募により8組出演予定)等も予定。
◇キッズエリア
今回は遊具に代わり、自由にお絵かきできる黒板を4枚設置。
子どもが書いた絵を通じて、出合った家族同士が交流できるように、食卓の近くに配置。
また、チョークアートの実演も予定。
◇飲食ブース
近隣店舗の協力により、今回も飲食ブースを出店。フードとドリンクを販売。
さらに、今回はキッチンカーも登場。
※そのほか、簡易ベンチや持ち帰り可能な絵本のコーナー、授乳スペース、簡易トイレを設置予定。
6 今後のスケジュール
令和元年9月28日(土曜日) にも同公園で「まちの食卓」を実施予定。
年間を通して同様のイベントを開催しながら、地域の民間事業者や地域住民にも協力を呼びかけます。
将来的には民間主体での公園運営をめざします。
7 プロジェクトチーム
計11名
【奈良市】 計9名
【民間有識者】 計2名
紀寺の家 代表 藤岡 俊平(京終駅改修保存業務を請け負うNPO KYOBATEの一員)
株式会社梅守本店 取締役 梅守 志歩(会場近隣の事業者・うめもり寿司学校等の運営)