
古木図屏風(左隻) 富岡鉄斎筆
東洋美術において、樹木のモチーフは重要な役割を担ってきた。緑葉、紅葉、落葉した木、そして若木や老木などは、画中の季節を表すとともに、人間の姿や生き様に例えられることも。松や竹などは、文人達に高潔な人格のシンボルとして愛され、水墨画などで人気の画題となった。中国、朝鮮半島、日本それぞれで生まれた、多彩な樹木の表現を楽しめる。
樹のちから ―東洋美術における樹木の表現ー
- 開催場所/大和文華館(奈良市学園南1-11-6)
- 開催時間/10:00~17:00(入館は16:00まで)
- ※月曜休館(ただし祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
- 入館料/一般620円、高・大学生410円、小・中学生は無料
- 問合せ/大和文華館 TEL:0742-45-0544