大和文華館
<左>翰墨随身帖(第5図)田能村竹田筆
<右>葫芦図 呉昌碩筆


人類不変の願いといえる“豊穣・豊漁”。東洋では、たわわに実る野菜や果物、海や川の産物を、慶事や余戯などの様々な文脈で描いてきた。また自宅の田園で大地の実りを収穫し、水辺に住まい魚を釣るといった自給自足の生活は、隠遁者の理想的な生き方として東アジアで共有された。展覧会では、自然の産物への祈りや憧れを表した美術を展示する。

水のめぐみ 大地のみのり―野菜、果物、魚介の美術―
  • 開催場所/大和文華館(奈良市学園南1-11-6)
  • 開催時間/10:00~17:00(入館は16:00まで)  
  • 月曜休館(ただし祝日の場合は開館し、次の平日を休館)
  • 入館料/一般630円、高・大学生420円、小学・中学生は無料
  • 問合せ/大和文華館 TEL:0742-45-0544