出生率は全国的な傾向と同じく減少しているものの、 014歳の転入超過数は+357人、 共働きで子育てしやすい街ランキング関西第2位、 全国第17位など、 奈良市が子育て世帯のニーズを把握し実行してきた施策が、 一定評価されたものと考えられます

本市の令和2年の合計特殊出生率が、 昨年の1.23ポイントから0.03ポイント減少し、 1.20ポイントとなりました。 合計特殊出生率は全国で減少しており、 1.34(前年比0.02ポイント減)、 奈良県においても減少しており、 1.26(前年比0.05ポイント減)となっています。

本市では、 出生率は減少しているものの、 014歳の転入超過数は+357名となっており、 全国17位、 関西4位になっています。 特に04歳は199名の転入超過と大変高くなっています。 (令和2年 住民基本台帳人口移動報告)
これは、 奈良市で出産する方は全国的な傾向と同じく減少しているものの、 子育て世帯のニーズを把握し実行してきた本市の施策が、 一定評価されたものと考えられます。 引き続き、 子育て世帯のニーズを分析し、 第2子、 第3子と産み育てやすい子育て環境の充実を図ります。
 

·         令和2年の本市における合計特殊出生率は、 1.20(令和元年の1.23から 0.03ポイント減)である。

·         女性人口(15歳~49)67,446人(令和元年68,851人)で前年より1,405人減少しており、 出生数は2,057人(令和元年2,160人、 前年比103人減)で、 年齢別では3539歳の年齢階級で大きく減少した。

·         本市では、 手ぶら登園(おむつサブスク化)や小中学校の完全給食化など、 働く親の負担を軽減する取り組みを導入しており、 共働きで子育てしやすい街ランキング関西第2位、 全国第17位(「日経xwoman」調べ)との評価をいただいた。


令和2年合計特殊出生率…1.20

合計特殊出生率とは、 女性が出産可能な年齢を15歳~49歳と定義し、 それぞれの出生率を出し、 足し合わせることで人口構成の偏りを排除し、 一人の女性が一生に産む子供の平均数を示したものです。


合計特殊出生率の推移


出生数及び女性人口(1549歳)の推移

母の年齢(5歳階級)別第1子出生数の推移


母の年齢(5歳階級)別第1子出生数の構成比率推移


第1子出生平均年齢と女性の平均初婚年齢の推移

 


奈良市の社会増減の推移(外国人を含む総数)
 


関連リンク

令和2年奈良市合計特殊出生率について
https://www.city.nara.lg.jp/site/press-release/131910.html


本件に関するお問い合わせ先

奈良市 健康医療部 保健所 保健衛生課
TEL
0742-93-8395