三菱地所株式会社と株式会社中川政七商店は、学生が本気で商売を学び実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」の第一期店舗を202282()、東京駅日本橋口前のTOKYO TORCH街区に開業いたします。2か月ごとに特集地域が入れ替わる同店の初回企画展は「アナザー・キュウシュウ展」と題し、福岡県・長崎県・沖縄県出身の学生3名が自ら現地に足を運んで仕入れた地域産品約350点がラインアップ。経営・店舗運営・プロモーション・接客販売に至るまでを、全18名の学生が手がけます。また併設カフェ「KITASANDO Kissa」(株式会社biplane運営)も同時オープンします。

 ショップコンセプトは、いらっしゃい  おかえり いってらっしゃい。九州地域出身の方にとっては自分の「地元」に帰ったときのような懐かしさを、また他の地域の方にとっては「旅先」を巡るような新しい発見をお届けします。いつ訪れてももうひとつの日本、アナザー・ジャパンが、あなたをお出迎えします。

 

 

アナザー・ジャパン(第1期店舗)
日:20228月2日(火)11:00
場  所:東京都千代田区大手町2-6-3 TOKYO TORCH
    銭瓶町ビルディング1階ぜにがめプレイス
業   態:ショップ&カフェ キャッシュレス決済のみ
営業時間:ショップ 11:00-20:00/カフェ 平日 8:30-21:30、土日祝 10:00-19:00
   日:ショップのみ隔月2日間(企画展入れ替えのため)
電話番号:ショップ 03-6262-1375/カフェ 03-6262-1384
店舗面積:約140 (カフェ 42)
   者:三菱地所株式会社、株式会社中川政七商店/カフェ運営:株式会社biplane
クリエイティブデザイン:合同会社オフィスキャンプ
店舗設計:やぐゆぐ道具店

 

 

 

 

 

 

2か月ごとに店内が変身!「地元」と「旅先」の両方を味わえるショップ

 

アナザー・ジャパンは、2ヶ月ごとに特集地域が入れ替わる地域産品セレクトショップです。キュウシュウ展からスタートし、ホッカイドウトウホク展、チュウブ展、カントウ展、キンキ展、チュウゴクシコク展と続いていきます。
トップバッターを飾るキュウシュウ展のテーマは「宴」。キュウシュウという宴が、あなたを待ってる。をコンセプトに、宴の準備から装い・乾杯・贈り物など約350点の地域産品が勢ぞろいします。週末には、尾崎人形の絵付け体験や竹細工づくりなどのワークショップも楽しめます。

 

 

 

キュウシュウ展商品ラインアップ例
「宴の乾杯」各地のお酒や酒器、おつまみや調味料まで
「宴の宴席」大分、福岡、佐賀、沖縄4産地の特色あるうつわなど
「宴の彩り」お香や風鈴など、宴の時間・空間を五感で楽しむ品々
「宴の装い」宴に出かけるときの華やかなアクセサリーや洋服
「宴のお祭り」下駄や花火、郷土玩具など夏の宴を盛り上げる品々
「宴の贈り物」有田焼のカップ酒や点字レターセットを贈り物に
「宴の余韻」お茶やお菓子で宴を締める場面をイメージした品々

企画展スケジュール
2022
82()2022102()   キュウシュウ展
2022
105()2022124() ホッカイドウトウホク展
2022
127()202325()   チュウブ展
2023
28()202342()     カントウ展
2023
45()202364()     キンキ展
2023
67日(水)~202386日(日)  チュウゴクシコク展

 

 

 

 

 

商品セレクトも、店舗づくりも、各地域出身18名の学生が手掛ける

 

アナザー・ジャパン最大の特徴は、店舗スタッフ18名が各地域出身の学生であるということ。学生をセトラー(開拓者)と名づけ、経営・企画展運営・店舗運営・プロモーション・接客販売というショップ経営の一連を担います。今回は九州エリアの学生3名が合計83日間をかけ、自ら現地でセレクト・仕入れた商品が店頭に並びます。

 

 

学生(セトラー)の主な業務範囲
経営ビジョン・経営計画策定、競争戦略・商品政策指針策定など
企画展運営コンセプト策定、商品セレクト、仕入れ交渉、ディスプレイなど
店舗運営売上管理、レジシステム構築、在庫・シフト管理など
プロモーション…SNS・サイト運営、プレスリリース作成、広報対応など
接客販売接客マニュアル策定、店頭での接客など

 

 

 

 

「淹(いれる)」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェを併設

 

アナザー・ジャパンの店内には、併設カフェ「KITASANDO Kissa」(株式会社biplane運営)が同時オープン。「淹(いれる)」をテーマに、お茶のお点前やハンドドリップコーヒーなどの喫茶文化をリスペクトしたティー&コーヒースタンド。カジュアルなカウンタースタイルで朝から夜まで使いやすく、ランチには軽食、夜はアルコールドリンクの提供など、カフェ&バーとして営業予定です。
また企画展にあわせ、九州・沖縄産の食材を活用したフードおよびドリンクメニューも販売します。一部メニューを田園調布雙葉高校の生徒が考案

 

 

 

 

 

 

アナザー・ジャパンプロジェクトについて

 

本プロジェクトは、三菱地所がプラットフォームを提供し、中川政七商店が小売業のノウハウを教育およびメンターとして学生の経営に伴走します。アナザー・ジャパンを通して地域を学び、経営を学び、将来、自分の働く場所として、地元を選択肢の一つにする。そして地方に若い世代が戻ることによって、本当の地方活性化が始まる。アナザー・ジャパンは日本を元気にする循環の始まりの場所として開業いたします。
またアナザー・ジャパンは、約5年の歳月をかけ育てていく中長期型プロジェクトです。20228月に約40坪の第1期店舗を開業し、2027年度には約400坪の第2期店舗をTorch Towerに開業予定です。第2期には全国出身の学生が勢ぞろいし、47都道府県の常設ブースを構えます。アナザー・ジャパンOBおよびOGたちが100人を超えるため、縦のつながりを活かした発展的な取り組みも検討していきます。

 

 

 

 

 

総計2,640時間を超える研修・準備期間

 

1期生は、202112月に募集開始後、約200名の学生からの応募のもと18名が決定いたしました。20223月より顔合わせ・研修がスタート。中川政七商店 代表取締役会長 中川政七の講義を受け、経営計画立案やビジョン策定などの実践を行いました。
また学生は、アナザー・ジャパンにまつわる経営・企画展運営・店舗運営・プロモーション・接客販売のすべてを担います。18名はそれぞれ各分野のエキスパートとして学びと実践を積み重ね、総計2,640時間を超える研修・準備期間を経て開業を迎えます。
20213月~7月の研修・準備期間×学生18名分の総時間

 

 

サポーター制度

 

アナザー・ジャパンの掲げる新しい教育には、学生の開拓者精神および郷土愛を応援し、支えとなる人々の存在が欠かせません。ショップ舞台となる場所の提供は東京都下水道局の支援、また学生の学びと実践を資金面で支える「企業サポーター」は46社に拡大、個人サポーターを募るクラウドファンディングは120名以上を達成しています。
企業サポーター一覧
A1:スペシャル・サポーター(通年)
株式会社ジェイ・エス・ビー/株式会社JTB/地主株式会社/株式会社船場/株式会社丹青社/東京センチュリー株式会社/株式会社八十二銀行/株式会社わざわざ
A2
:スタンダード・サポーター(通年)
株式会社アスティ/株式会社伊藤園/株式会社オリバー/環境大善株式会社/コクヨ株式会社/株式会社スマレジ/ちきり清水商店株式会社/デロイト デジタル/株式会社ニッポン放送/株式会社HUIS/古河電気工業株式会社/株式会社ホーテック/堀田カーペット株式会社/三井住友建設株式会社/株式会社山のくじら舎
B1
:スペシャル・サポーター(企画展単位)
宇和海真珠株式会社/一般財団法人こゆ地域づくり推進機構/サツドラホールディングス株式会社/有限会社ナカモリ/一般社団法人野ノ編集室/株式会社菱屋/ひつじサミット尾州実行委員/町田ローソク株式会社
B2
:スタンダード・サポーター(企画展単位)
株式会社足利銀行/株式会社常陽銀行/株式会社千葉銀行/TOTO株式会社/株式会社南都銀行/株式会社百五銀行/フジエダ珈琲株式会社/株式会社ラック
C
:学生・サポーター(通年)
木村石鹸工業株式会社/サツドラホールディングス株式会社/地主株式会社/株式会社新藤 /株式会社広島マツダ/合同会社フードマーク/古河電気工業株式会社/株式会社MILLE/和布刈神社/株式会社山のくじら舎/ユカイ工学株式会社

個人サポーター
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