2/20~・2/27~開催】輪島の漆職人による販売会を奈良市内で実施します

輪島塗を未来へつなぐー

令和611日に発生した能登半島地震により、輪島塗の職人達にも甚大な被害をもたらしました。この度、能登半島地震の被害から立ち上がるための支援を行うため、奈良で漆器を制作している作家が発起人となり、輪島塗の職人たちによる輪島塗の販売会を行うこととなりました。美しい輪島塗の工芸品を手に取っていただくことや、支援の言葉を直接伝えていただくことを通じて、復興への絆を醸成する機会にできればと考えています。

伝統工芸である輪島塗を未来へと受け継いでいくため、伝統産業発祥の地である奈良で、輪島塗の職人たちによる販売会を実施。

作品の購入で、甚大な被害を受けた輪島塗の職人たちを支援。

分業で行う輪島塗の制作工程ごとの職人たちが奈良を訪問し、直接販売。

なら工藝館(2/202/25)、近鉄百貨店奈良店(2/273/3)の2か所での開催。

スコーン皿など、日常使いできる作品も販売。

 

·         輪島塗販売会の概要

日時・場所

令和6220日(火)~225日(日)

なら工藝館ギャラリー阿字万字(奈良市阿字万字町1-1

 

令和6227日(火)~33日(日)

近鉄百貨店奈良店 5家庭用品売場(奈良市西大寺東町2-4-1

 

出品作家

塗師

雅史       

上塗り    

吉田宏之

椀木地    

正堯       

塗師    

若島孝雅

沈金    

古込和孝       

蒔絵    

古原秀樹

蒔絵    

松木大輔       

賛助出品    

杉村

開催期間中は奈良市の被災地支援を活用いただき、市内ホテルに滞在されます。

 

出品作品(一部)

スコーン皿(8,000円)        

縄胎杯(35,000円)

高杯(18,000円)           

飾り台(80,000円)

姫丼(20,000円)           

石目塗銘々皿(100,000円)

状況により出品者や作品の内容が変更となる場合があります。

 

主催:杉村聡(大和漆工芸杉村)協力:奈良市、近鉄百貨店奈良店、なら工藝館

 

·         企画者より

令和611日に能登半島で起きた地震により、家屋が倒壊したり、仕事道具を焼失するなど、甚大な被害が輪島塗の職人達にも出ています。

伝統工芸の漆芸は日本の文化であり、「漆」を英語で表現すると”japan”と言われるように日本を代表する工芸です。その漆芸のひとつである輪島塗は、長い年月をかけて磨き上げられてきた大切な日本の工芸です。

輪島塗は、制作工程ごとに名職人たちが分業し生産します。工程の一つでもなくなると輪島塗は完成しません。

その輪島塗を守るために、この度、輪島塗の販売会を開始することとなりました。本展で職人たちが制作した作品をご購入いただくことで、ご支援いただけたら幸いに存じます。

大和漆工芸杉村杉村 聡

 

·         本件に関するお問い合わせ先

奈良市観光経済部産業政策課

TEL:0742-34-4741