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| 私たちの生活の中に溢れている「ケア」。しかし、「ケア」とは何でしょう?社会のなかで、さまざまな人が、それぞれの立場から、それぞれの「ケア」を語っています。 |
| では、図書館にとってケアとは何で、誰がどのように担うものなのでしょうか。 |
| 図書館にとっての「ケア」とは何かを考える“漂流”、前編の「編集」「ひと」に続いて後編では「文学」「公共」をキーワードにケアへ接近します。 |
| 講演会と図書展示を通じて、ケアとは何か、そして図書館にとってのケアとはなにか、みなさんのなかにぼんやりとでも浮かび上がってくるような、そんな時間になればと考えています。 |
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| 第3期:ケアと文学 |
| 図書展示:2025年10月1日(水)~10月30日(木) |
| 講演会:2025年10月26日(日)14:00~16:00「ケアと文学」(横道誠さん・文学者) |
| 講演会詳細、申込 https://www.library.pref.nara.jp/event/4673 |
| 横道さんより |
| 「文学とケア」について考えます。私は専門家としては文学研究者なのですが、発達障害・依存症・宗教2世問題などの当事者として自助グループ活動を展開しています。自助グループ活動は当事者活動の一環ですが、それは当事者同士の相互的ケアの試みと言えます。その話題に続いて、私の著作活動についても話します。当事者創作、当事者批評、当事者紀行、当事者間インタビュー、当事者教育など、当事者活動と文学的実践の融合が話題になります。 |
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| 第4期:ケアと公共 |
| 図書展示:2025年11月29日(土)~12月27日(土) |
| 講演会:2025年12月21日(日)14:00~16:00「ケアと公共」(朱喜哲さん・哲学者) |
| 講演会詳細、申込 https://www.library.pref.nara.jp/event/4674 |
| 朱さんより |
| いうまでもなく図書館とはパブリック(公共的)な場所である。パブリックな空間に、属人的だったり、個人の顔が見えすぎるものは、不要であるどころかないほうがよい。しかし、本とは著者の名が刻まれたものであり、読者個々人にとって読むことで独りになれる個人的なものでもある。図書館が象徴するように、パブリックとプライベートのあいだで私たちは生きている。哲学者ローティはそれを「バザールとクラブ」と評した。両者はともに「お店」的空間で、そこにはなんらかの「ケア」の気配がある。この観点から、公私にまたがる空間とケアについて考えたい。 |
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| 講演会 各回定員100名(先着順、要申込)、参加無料 |
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